板橋区長候補 南雲由子板橋区長候補 南雲由子

2015年06月09日

【第2定例会 一般質問原稿】#4

6/8に本会議で行なった一般質問の原稿を掲載します。
1.若者の政治参加について
2.シティプロモーションと区民へのわかりやすい情報発信について
3.高島平グランドデザインについて
4.国際交流について
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4)国際交流について
次に、国際交流について伺います。
国際交流の中で、
特に区民市民同士の、草の根交流は重要であると考えます
そこで、一点目に
ボローニャ10周年における区民市民レベルでの交流について
伺います。
今年は、イタリア・ボローニャとの姉妹都市交流が10周年を迎える節目の年で、1014万円の予算が投じられています。
5月末には、ボローニャから視察団が訪問し、
7月に、板橋区からも議員団が視察に行くと伺いました。
しかし、これまでの議会で「検討する」と答弁のあった、
「区民ツアー」は開催されませんでした。
「区民ツアー」は、なぜ開催されなかったのか、
そして、「区民ツアー」が行なわれなかったのであれば、
それに変わる区民市民同士の交流事業は行われたのか、伺います。
区民に開かれた機会としては、
先月、区役所1階でボローニャ・フェアが実施されました
ギャラリーモールを活用した素晴らしい展示だったと感じますが、その期間は、ボローニャ視察団の日程変更に伴い急遽変更されたため、わずか一週間でした。
10周年関連事業として、産業振興課が
この予算とは別途、国からの補助金を活用して行なう
区内の企業を募った海外販路拡大のためのツアーに
ボローニャが組み込まれるとも伺いましたが、
1014万円の予算を投じた10周年行事の中で、
区民に開かれた交流の機会が十分であったか、見解を伺います。
続けて、国際交流の今後の展望について伺います。
国際交流を取り巻く環境は10年、20年前とは大きく変化しました。
SNSやスカイプなど、日常的に海外の友人たちと交流する手段も増え、海外から日本を訪れる方の数も昨年は1690万3000人を超えて、過去最高となりました。
平成25年度の区民意識意向調査の中で、
「行政サービスで力を入れるべき分野と縮小もやむをえない分野」の調査で、
国際交流は「縮小もやむを得ない」の数値が39.8%で
最も高い分野ですが、
個人での交流が活発になった中で、
区として、税金を投じて行うべき国際交流とはどのようなものなのか、方針を伺います。
また、平成27年4月1日現在で、
区内に住む外国人の方の数は18,129人で、
平成14年度から4000人余り増えています。
今後オリンピックなどでますます、
グローバル化のインフラ整備が求められます。
これまでの事業を踏襲するだけでなく、
時代に即した効果的な施策が必要だと考えますが、今後の展望
を伺います。
以上で私の一般質問を終わります。

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