板橋区長候補 南雲由子板橋区長候補 南雲由子

2015年06月09日

【第2定例会 一般質問原稿】#1

6/8に本会議で行なった一般質問の原稿を掲載します。
1.若者の政治参加について
2.シティプロモーションと区民へのわかりやすい情報発信について
3.高島平グランドデザインについて
4.国際交流について
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1)若者の政治参加について

通告に従いまして、
分割質問形式で、一般質問を行ないます。
初めに、若者の政治参加について 伺います。
先に行なわれた板橋区議会議員選挙の投票率は、43.96%でした。
期日前投票は23区で板橋区が一番多いという明るいニュースもありましたが、
前回に比べ0.06ポイントの減少、
2003年に次ぐ低い投票率となりました。
また統一地方選挙全体を見ると、
過去最低を記録した地域も多く見られ、
特に若者の投票率の低さが課題となっています。
昨年末の衆議院選挙における
板橋区内の年代別投票率を見ても、
全体で39.16%の中で、
60代では47.78%であるのに対し、
30代では33.89%、
20代では25.6% となっています。
選挙権を18歳まで引き下げることについて、
公職選挙法の改正案が、4日、衆議院の本会議で可決され、
早ければ来年の参議院選挙から導入が見込まれますが、
制度の改正と並行して、
子どもの頃から政治参加の素地をつくる教育が重要であると考えます。
スウェーデンでは、
18歳から29歳の国政選挙での投票率は79%を超えています。
その背景に、中高生が、国政選挙の実際の候補者を選ぶ
「スコールバル 学校選挙」という 模擬選挙の実施など、
社会や政治について考える機会が多いことが
若者の政治参加を高めていると言えます。
そこで伺います。
板橋区内でも、選挙管理委員会が昨年度、
赤塚小学校で模擬選挙を実施したと伺いましたが、
板橋区の学校における模擬選挙の現在の実施状況と、
また今後の展望について、お聞かせください。
以上で、この項目についての質問を終わります。
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