2020年03月03日

【本会議】

今日は本会議で、議案の採決とR2年度予算についての区長の施政方針演説が行われました。

南雲はH30年秋に陳情も出された区立仲宿保育園の閉園について討論で登壇させて頂きました。
結果は変わらず閉園ですが、保護者の声を議事録に残す。

今日の議題は↓

http://www.city.itabashi.tokyo.jp/c_kurashi/097/attached/attach_97570_6.pdf

長文ですが、以下討論原稿です↓
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ただいまから、市民クラブを代表し、議案第21号「東京都板橋区立保育所条例の一部を改正する条例」に「反対」の立場から討論を行います。
本議案は、区立仲宿保育園の閉園に伴い、条例を改正するものです。仲宿保育園の閉園については、保護者から平成30年度第四回定例会において、閉園撤回やきょうだい児の受け入れ、職員体制や行事など保育の質の確保を求める陳情が出され、一部採択されました。

改めて保護者の方に、陳情後から今日に至るまでの区の対応と現在の思いを伺ってみると、区の対応として、区から周辺保育園への周知がなく、転園を検討する際の見学等がスムーズにいかなかった点など今後への課題もある一方、よかったところとして、転園手続きについて保育サービス課の担当者がまめに連絡をとってくれた点や、陳情の趣旨通りきょうだいの入園が認められた点、保育士やその他の先生方の人数の変更が無かった点は評価できるという声があります。

しかし、仲宿保育園の閉園についてはそもそも区の保育行政のあり方と、保護者と子どもに寄り添う姿勢として賛成できるものではなく、二度と同じことが起きてはならないと考えます。
通っていた保護者と子どもたちの目線で経緯を改めて振り返ると、保護者の方に閉園が知らされたのは2018年の9月末。「明日、緊急の保護者会をやるので必ず来てください」と伝えられて、翌日の保護者会で毎日通っていた保育園の閉園が知らされました。しかし説明会や議会の議論の中で、区としては2年ほど前から検討は始まっていたことや、閉園決定後の平成30年12月に、区が東京都から母子アパ―トの土地を譲り受けたことなども明らかになりました。

保護者の方からは、今板橋区へ言いたいこととして、「以前から耐震等の老朽化については協議されていたのに期限が切れるから閉園とは勝手だ」「もっと前から取り組んでくれていれば、閉園以外の多くの選択肢があって、辛い思いをする人も少なくて済んだ」「入園時に前々から予測して仲宿保育園が閉園になるという説明がなされなかった点については、今後のために改善の余地があると思う。」など、区として対応の遅さや保護者への説明が後手に回ったことへの意見があります。
また都営住宅の土地を区が譲り受けたことについては、「なぜもっと早くその方法を取らなかったのか。もっと誠実に、正直に説明して欲しかった。」「区への不信感がぬぐえないし、今だにモヤモヤしてる。」という声もあります。

そして、最も強く響いてくるのは、子どもたちと未来への思いです。
「今回の件で、仲宿保育園の閉園問題の先には働いている先生や通う子どもとその家庭が巻き込まれていて、その人たちに身体的負荷をかけてしまっているという実態を忘れないでほしい。」「今でも思うことは、親として、大好きなみんなと先生のいる仲宿保育園で卒園させてあげたかった。同じことは絶対にしないでください」という切実な声があります。

今後板橋区の保育行政において、同じような急な閉園が起きないこと、保護者や園、子どもに早く説明がされること、建物の老朽化など総合的に見て出来るだけ在園児に負担がかからないよう計画することなど、仲宿保育園の保護者の声を今後の未来に向けて生かすことを強く求めて、本議案には反対します。

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