板橋区には3校「きこえとことばの教室」があります(高六小はことばの教室だけ、R3年度136名)が、中学校にはありません。
まず結論。
中学校で通級はないけれど、そこでサポートがブツっと切れるわけではありません。
区内ママからご相談頂き調べていましたが、
板橋区選出の松田やすまさ都議(自民党)にお願いして同席頂き、昨日は東京都の教育委員会の方にお話を伺いました。
長くなりますが、以下レポートです。
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●現状:
東京都では、中学校でも対応が必要な場合、小学校からの引き継ぎで学級担任が対応してくれる。
(担任が専門的な指導がわからない場合は、担任の先生が、都立特別支援学校の先生に相談するしくみがある。)
→なので自分のお子さんにどういう指導がいいのか、都の教育相談センターや板橋区の就学相談に相談すると○。
東京都教育相談センター https://e-sodan.metro.tokyo.lg.jp
板橋区では、小学校で通っている「きこえとことばの教室」の先生に聞くのが早道とのこと。
●「東京都の中学校に、きこえとことばの教室はないって本当?」
ことばのばあい…
東京都の中学校に通級はない。8都道府県/47で無い。
愛知県などにはあるが、吃音や言語障がいは、幼少期に治るか、残る場合は訓練だけでは変わらない場合も多いため。
きこえのばあい…
都内で12校はある。
装具の使い方などで生活に支障がない場合が多く、区として通級を設置するのがよいか判断する必要がある。今必要な子どもの数なら個別に、その子にどういう環境がいいか相談で対応していく方がいい。
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現状を伺った後、都の教育委員会と松田都議、南雲で
「区だけでは人数が少ないけど必要な子もいるので、都で広域で通級をつくるってどう?」
「土曜日などに、民間でやっているサポートがあればそこに行政が支援する?」
「区の案内の見え方は工夫できそう」
などなど、今後に向けたアイデア出しをさせて頂き、有意義でした。
引き続き取り組みます。
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