2018年07月10日

【寄稿しました:「区議会議員の仕事」とかけて「笑点の大喜利」ととく、そのこころは…】

7/10発行の毎日新聞社発行の政策情報誌『毎日フォーラム』に寄稿させて頂きました。

かなりかたい内容の雑誌ですが、若手議員が寄稿するコーナーにお声かけ頂き、あえてのびのび書かせて頂きました!

ちょっとのびのびし過ぎたかも 笑
チャンスを頂き、感謝します。

以下、原稿です↓
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「区議会議員の仕事」とかけて「笑点の大喜利」ととく、そのこころは…

区議会議員の仕事を一言で説明するならば、区役所を一つの「会社」だとすると、区長はその「社長」で、その会社が税金を使って区民のためになる仕事をしっかりと行っているかを「区民の代表」としてチェックする、いわば「外部取締役」が区議会議員である。

2015年に初当選させて頂いてから、区議会の本会議や委員会で議論をする中で、「自分の色」を出して、話し合うべき議案に質問や提案をすることが大切だと感じる。「自分の色」とは、立候補時に選挙で区民の方に約束した公約であったり、私の場合は若者、女性、子育て、まちづくり、デザイン的思考など自分が代弁している区民の声だ。

それは、テレビで見る「笑点」の大喜利のイメージに似ている。紫色なら腹黒い、白は独身、水色はエロや犯罪…などのキャラクター。もし「笑点」を議事録化して、発言者を伏せて読んでも、おそらくそれが誰の答えかわかるであろうキャラクターがそこにある。

区議会で扱うテーマは、区内での生活や環境全てに関わり大変広範に渡る。妊娠期から子育てのサポート、教育、介護保険、後期高齢者医療制度から空き家、公園、駅前再開発、産業振興、自転車の安全、地域ネコ、ゴミ問題…など板橋区内での生活に関わる全てだ。当選直後の1年間ほどは、その全ての知識をゼロから勉強しなければならず、役所の人が話す行政用語が聞き取れず、戸惑ったが、広範だからこそ、どんな内容に議案として向き合うときも、「自分の色」で返すと決めて仕事をするようになってから、楽になった。板橋区議会の場合、46名の区議会議員がいて、それぞれの地域、バックグラウンドや思想などそれぞれの視点からチェックをする中で、自分はどう見てどう質問、提案すべきかを常に自問し、ときに「自分の色」を演じることもある。

政治家になってみてわかったことは、板橋区56万人の中には、いろいろな考えや立場の人がいて、それぞれの「正義」が違う、それが社会であり、それを議論し合い、一歩ずつ合意形成していくことが「政治」というのもの本質なのだと感じる。

私は黄色の着物を着ているイメージで仕事をしている。自分や、自分の友達、家族がわからないことがあれば、それを大切にして「わからない者代表」として質問する。また任期中に妊娠、出産し、現在は1歳児の子育てをしながら仕事をさせて頂いているが、妊娠中や子育ての中でも当事者として区の子育て支援サービスを使ったり、保育園に入るための「保活」をしたりして、そこから議会で質問する。自分がいかに区民として生活するかが、全て仕事の「おいしいネタ」になる。それが1期目の、黄色い着物の区議会議員の強みであり、面白みだ。

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